「あっ、使おうと思っていたドレッシングが冷蔵庫に入っていない!」
そんな時は、子どもと一緒にドレッシングを手作りしてはみませんか。今回はおうちにある調味料を使って簡単に作れるドレッシングをご紹介します。
ドレッシング作りは食育にぴったり!
食事のお手伝いは、子どもたちの「食」への関心を高める大きなチャンス!
今回紹介するドレッシング作りも、以下のようなメリットがあります。
自分で作ることの楽しさに触れられる
子どもが大人の手を借りずに料理をするのはなかなか大変ですが、ドレッシング作りなら調味料を混ぜるだけなのでとっても簡単。
まだ手が発達していない小さな子どもでも、難しい工程を踏まずに自分で作ることの楽しさに触れられます。
スプーンを持ってぐるぐるとかき混ぜる作業ができるようになったら、ぜひ親子でドレッシング作りに挑戦してみましょう♩
子どもの創造力を育める
ドレッシングは身近な調味料を組み合わせることによって作れるのも嬉しいポイントです。
ある程度ドレッシング作りに慣れてきたら、別の調味料を足してオリジナルのドレッシングを作ってみるのもアリ!
「この調味料とこの調味料を組み合わせたらどんな味になるかな?」と考える力を育てることができます。
好き嫌い克服のきっかけになる
自分で作っておいしく食べる。この楽しさに触れられれば、さまざまな食材を進んで食べるようになります。
ひょっとしたら苦手な食べ物も食べられるようになるかもしれません。
とくにドレッシングはサラダとの相性抜群なので、野菜嫌いのお子さまはぜひ挑戦していただきたいものです。
簡単にできる!ドレッシング9選
ここからは子どもと一緒に作れるドレッシングをご紹介していきます。
どれもおうちにある調味料で簡単に作れるので、ぜひ親子で一緒にチャレンジしてみてくださいね◎
和風ドレッシング
- サラダ油…大さじ1
- 醤油…大さじ1
- 砂糖…小さじ2
- 酢…小さじ1
- ごま油…小さじ1
醤油・酢・サラダ油さえあれば簡単に作れちゃう和風ドレッシング。
砂糖とごま油をプラスすると、味に深みが出てさらにおいしくなります。
ダイコンサラダや海藻サラダなどと相性抜群です。
中華ドレッシング
- 醤油…大さじ1
- 酢…大さじ1
- ごま油…小さじ1
- 白すりごま…小さじ1
- 砂糖…小さじ1
中華ドレッシングはごま油、白すりごまの分量を変えても◎
春雨サラダやもやしサラダなどによく合います。
フレンチドレッシング
- オリーブオイル…大さじ2
- 酢…大さじ1
- 砂糖…少々
- 粗挽き黒胡椒…少々
- 塩…ひとつまみ
乾燥バジルやパセリ、にんにくチューブを少し加えるとイタリアンドレッシングに。
穀物酢を使ってもOKですが、白ワインビネガーやりんご酢を使ってアレンジしてみてもおいしく召し上がれます。
シーザードレッシング
- マヨネーズ…大さじ2
- 牛乳…大さじ2
- 粉チーズ…大さじ1
- レモン汁…小さじ1
- ニンニクチューブ…1cm程
みじん切りにしたさらしタマネギを加えてもおいしい♩
レタスや温泉卵と一緒に召し上がれ。
乳製品が含まれているので、アレルギーのある方は注意してください。
ごまドレッシング
- 白すりごま…大さじ2
- マヨネーズ…大さじ1
- 砂糖…大さじ1
- 醤油…小さじ2
- 味噌…小さじ1
- 酢…小さじ1
- ごま油…少々
サラダだけじゃなく、冷やし中華や蒸し鶏にも使えちゃう万能ドレッシングです。
2~3日程度であれば作り置きもOK。
オーロラソース
- マヨネーズ…大さじ2
- ケチャップ…大さじ1
- コンデンスミルク…小さじ1
コンデンスミルクを抜いて、砂糖と酢を少し加えれば、サウザンアイランドドレッシングに。
海老マヨやブロッコリーによく合います。
カロリーが高いので、摂取のしすぎに注意しましょう。
アリオリソース
- マヨネーズ…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- 牛乳…大さじ1
- レモン汁…小さじ1
- ニンニクチューブ…1cm程
卵黄を使うアリオリソースは、マヨネーズを代用して簡単に作ることができます。
スティック野菜をつけるディップソースにぴったりです。
青しそドレッシング
- ポン酢…大さじ2
- 青しそ…2枚
- 白ごま…少々
青しそを細かく切ってポン酢に混ぜるだけ。あとは白ごまを加えれば完成です。
青しそは手で細かくちぎってもOKなので、子どもにやらせてみても◎
タルタルソース
- ゆでたまご…1個
- タマネギ…1/4個
- マヨネーズ…大さじ3
- レモン汁…小さじ1
- 乾燥バジル…少々
- 砂糖…少々
ゆでたまごは潰しておき、タマネギはみじん切りにして水にさらしておきます。
あとは材料を全て混ぜ合わせるだけでOK。
ポテトサラダや揚げ物、お魚料理と相性抜群です!
子どもとドレッシングを手作りする時のポイント
料理を作り慣れている大人に比べ、子どもはわからないことばかり。
見ていてヒヤヒヤしたり、つい「もうおしまいね!」と声を掛けたりしたくなってしまうママパパも多いと思います。
そこで最後に、子どもとドレッシング作りをする際のポイントを押さえておきましょう。
混ぜる作業の終わり時は子どもに任せる
2~3歳ぐらいの子どもとドレッシング作りをする時は、材料が混ざっても「まだやりたい!」となかなか終わってくれないこともしばしばあります。
そんな時は無理に調理器具を取り上げず、終わりを待ってみましょう。
子どもは自分で決めた終わりまで作業を続けたほうがより成長できます。
終わる気配が見られなくても、いずれ終わりはくるから大丈夫!
長くなってしまいそうな時は別にドレッシングを作り、子どもが作ったものは翌日などに使いましょう。
声掛けに気を付けよう
「早くして!」「違う!そうじゃないよ」「こぼさないでね」などの声掛けは、子どものやる気を奪ってしまう元。
子どもの作業は遅くて不器用が当たり前です。
親のイメージ通りにできあがるなんてことはほぼありませんので、ゆったりとした気持ちで見守りましょう。
まとめ
混ぜるだけで簡単にできるドレッシング作りは、子どものお料理デビューにもぴったり。
レタスをちぎる、きゅうりをたたくなどの作業を組み合わせれば、子どもだけでも立派な1品が作れちゃいますよ。
冷蔵庫の中にあるドレッシングがなくなったら、ぜひお子さまをキッチンへと誘ってみましょう♩