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ほうれん草の離乳食初期(5~6ヵ月)作り方&レシピ

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鉄分たっぷりのほうれん草は、離乳食初期から与えることが可能!ただ、独特の苦みを嫌がる赤ちゃんも多いため、調理する際は工夫が必要です。
当記事では離乳食初期(5~6ヵ月)から与えられるほうれん草ペーストの作り方と応用レシピをご紹介します。

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目次

ほうれん草ペーストの作り方

栄養豊富ながら、ビタミンCが失われやすいほうれん草。冷蔵保存でも1日あたり30~50%、茹でると70%もビタミンCが減ってしまいます。一番のおすすめは低温蒸しですが、今回は一般的なほうれん草ペーストの作り方をご紹介します。

材料
  • ほうれん草…1束
  • 水…適量

【作り方】

1.ほうれん草の茎など硬い部分を取り除き、1cm角に切ります。

2.鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、切ったほうれん草を入れてくたくたになるまで茹でます。

3.茹でたほうれん草を氷水にさらします。

4.ほうれん草の水気をしっかりときり、少量のお湯を加えながら裏ごしします。

5.お皿に盛り付けたら完成!えぐみや苦みが感じられる場合は、だし汁や調乳用ミルクでのばしても◎

ほうれん草のえぐみや苦みを抑えるには、いつもより長めに茹でること、水にさらすことがポイントです。ビタミンCは流出してしまいますが、離乳食に慣れてもらうためにも、まずは食べやすさを優先するようにしましょう。

電子レンジを使って調理する場合

【作り方】
  1. ほうれん草の茎など硬い部分を取り除き、1cm角に切る
  2. 切ったほうれん草を水でよく洗う
  3. ラップで包み、600wの電子レンジで2分加熱する
  4. 冷水にほうれん草を浸ける
  5. 裏ごし器を使ってペースト状にする

電子レンジ調理は鍋で茹でるよりもビタミンCの流出を防げますが、えぐみや苦みが残りやすいので注意が必要です。

炊飯器を使って調理する場合

ほうれん草はあく抜きが必要なので、炊飯器での調理は不向き。離乳食を作る際は鍋で茹でる、もしくは電子レンジでの加熱がおすすめです。

ブレンダーを使って調理する場合

【作り方】
  1. ほうれん草の茎など硬い部分を取り除き、1cm角に切る
  2. 鍋や電子レンジなどを使ってほうれん草を加熱する
  3. 加熱したほうれん草を冷水に浸ける
  4. 少量のお湯やだし汁などを加え、ハンドブレンダーでペースト状にする

ほうれん草は繊維が多いため、裏ごし器を使うよりもハンドブレンダーでペースト状にするのが楽ちん。しっかりとあく抜きすれば、食べやすさがアップします。

ほうれん草ペーストの保存方法

ほうれん草のペーストを作りすぎてしまった場合、冷蔵庫または冷凍庫で保存することができます。常温保存は菌が繁殖し、食中毒を招く恐れがあるため、手作りしたものはすぐ食べきるか、小分けして冷蔵保存・冷凍保存してください。

冷蔵保存する場合

小皿や小分けパックに分けて冷蔵保存します。食べるときは鍋や電子レンジで再加熱し、ハンディファンなどで冷ましてから食べさせましょう。冷蔵保存する場合は、作ったその日のうちに食べきってください。

冷凍保存する場合

製氷皿や小分けパックに入れて冷凍保存します。食べるときは冷蔵保存の場合と同じく、鍋や電子レンジで再加熱し、冷まして食べさせます。再加熱したものは再び冷凍できませんので、すぐに食べきるようにしましょう。なお、冷凍保存の場合は1週間(※)を目安に使い切ります。

(参考資料)
※新星出版社 2019年7月15日発行「あんしん、やさしい 最新 離乳食オールガイド(厚生労働省 研究委員会 堤ちはる教授監修)」

【離乳食初期向け】ほうれん草レシピ

えぐみや苦みのあるほうれん草は、アレンジを加えることで食べやすさがアップします。ここでは離乳食初期に与えられるほうれん草レシピをご紹介します。

ほうれん草と白身魚のおかゆ

材料(1食分)
  • ほうれん草…1/2束
  • 白身魚…10g
  • 10倍粥…30g

【作り方】

  1. ほうれん草の葉を加熱する
  2. ほうれん草の葉を水にさらし、しっかりと水気をきる
  3. ほうれん草を裏ごしする
  4. 白身魚をしっかりと茹でて裏ごしする
  5. 10倍粥の上にほうれん草ペーストと白身魚ペーストをのせる

ほうれん草とかぼちゃのポタージュ

材料(1食分)
  • ほうれん草…1束
  • かぼちゃ(皮・タネが付いた状態)…30g
  • 粉ミルク…少々

【作り方】

  1. ほうれん草の葉を加熱する
  2. ほうれん草の葉を水にさらし、しっかりと水気をきる
  3. かぼちゃの皮とタネを取り除いて加熱する
  4. ほうれん草・かぼちゃ・粉ミルクをミキサーにかける

ほうれん草と豆腐のとろとろ

材料(1食分)
  • ほうれん草…1束
  • 絹豆腐…5g
  • だし汁…少々
  • 水溶き片栗粉…少々

【作り方】

  1. ほうれん草の葉を加熱する
  2. ほうれん草の葉を水にさらし、しっかりと水気をきる
  3. ほうれん草にだし汁を加えながら裏ごしする
  4. 豆腐を茹でてだし汁を加え、裏ごしする
  5. ほうれん草と豆腐を混ぜ、水溶き片栗粉を加える
  6. 500wの電子レンジで5~10秒加熱し、とろみをつける

まとめ

あく抜きをしたり、繊維を断ち切ったり、ほうれん草は手間ひまかけて食べやすく調理することがポイントです。単体で食べにくそうにしている場合は、えぐみや苦みが和らぐよう、ほかの食材と混ぜてアレンジしてみましょう。

また「うまくペースト状にできるか不安」「裏ごし器やブレンダーが手元にない…」という方は、離乳食宅配サービスを使うのもおすすめです。

画像引用:firstspoon公式サイト

離乳食宅配サービス「First spoon(ファーストスプーン)」では、八百屋さんが厳選した国産ほうれん草のペーストを販売しています。食べさせる際は電子レンジで解凍するだけなので、忙しい方にもぴったり!離乳食時期の強い味方です。

離乳食初期向け(5~6ヵ月)「はじめのほうれん草」の詳細はこちら

離乳食中期・後期にぴったりのメニューも豊富に揃っているので、こちらもぜひ活用してみてくださいね。

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