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たらこ・明太子は何歳から食べられる?アレルギーの危険性は?

離乳食が進み、大体の食材をクリアした頃ともなると「そろそろたらこや明太子を食べさせてみようかな?」と考え始める親御さんも多いのではないでしょうか。

とはいえ、たらこや明太子は塩分が多く含まれていたり、食物アレルギーが出やすかったりと、いつから食べさせていいものか判断しづらい食材ですよね。

そんなみなさんのお悩みを解消するべく、今回はたらこ・明太子の食べ進め方についてご紹介します。

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目次

たらこ・明太子はいつから食べてもOK?

食品安全委員会が発表した資料(※1)によると、0~3歳までの子供は消化器官が未熟であるため、生もしくは加熱不十分の魚介類を与えないように記されています。

そのため、4歳未満の子に生のたらこや明太子を与えるのは絶対にNG!もし食べさせる場合は必ず加熱処理を行いましょう。

では加熱処理したたらこ・明太子であれば、何歳から食べさせてもOKなのでしょうか。

たらこ明太子
1歳×
2歳×
3歳×

管理栄養士である中村美穂さんの著書(※2)によれば、たらこは3歳以降からOKとされています。

1~2歳は判断が難しいところですが、食中毒の危険性をしっかり認識し、かつアレルギーの有無を確認した上であればOKとのこと。

一方、刺激の強い明太子はのどや胃の粘膜に負担がかかってしまうため、加熱処理をしたとしても、4歳を過ぎるまでは与えないほうがよいでしょう。

(参考資料)

※1:内閣府 食品安全委員会「フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、水産物を食べることについて勧告及び提言を発表

※2:日東書院 平成16年7月15日発行「1~3歳 発達を促す子どもごはん」

3歳未満の子どもがたらこ・明太子を食べてしまった時は?

1歳児や2歳児のお子さまが誤ってたらこ・明太子を食べてしまったら、ひとまずアレルギー症状が出ないか様子を見ましょう。

食物アレルギーの多くはアレルゲンを体内に取り込んで2時間内に症状があらわれます。息苦しそうにしたり、かゆみが出たり、異変が起きた場合ははすぐに医療機関を受診してください。

とくに変わった症状が見られない場合は、遅発型アレルギー、遅延型アレルギーに注意して、引き続き1~2日ほど子どもの体調に変化がないか観察しましょう。

たらこ・明太子はアレルギーが出やすい?

たらこや明太子が赤ちゃんに不向きな理由はさまざまですが、大きな理由として挙げられるのは、やはりアレルギーの発症リスクが高いからです。

平成29年に行われた「即時型食物アレルギーによる健康被害に関する全国実態調査」のデータを見てみましょう。

以下のグラフは、アレルギー発症の原因となった食べ物の割合です。

引用:独立行政法人国立病院機構相模原病院「平成30年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書

たらこを含む魚卵でアレルギーが発症した例は全体の4%。そのうちのほとんどはいくらが原因となっていますが、たらこのアレルギー発症も10例報告されています。

また、同じ研究機関の調査(※)によりますと、1~2歳までの子どもがアレルギーを引き起こしやすい食べ物は鶏卵が最も多く、その次は魚卵が多いとのこと。

3~6歳までの子どもは木の実でのアレルギー発症例が最も多く、その次に魚卵がランクインしています。

たらこ・明太子に限ったことではありませんが、やはりアレルギーのリスクが高い食べ物を与える際は、少量からはじめることが大切といえますね。

(参考資料)

※独立行政法人国立病院機構相模原病院「平成30年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書

離乳食時期のたらこの食べさせ方

前述の通り、たらこや明太子をはじめて与える場合は細心の注意を払うことが重要です。

とくに明太子は辛みもあって刺激が強いので、まずはたらこをクリアしてから与えるようにしましょう。

加えて、離乳食時期からたらこを食べさせる場合は、以下のポイントに注意してみてください。

加熱処理をする

消化器官が未熟な離乳食時期にたらこを与える場合は、必ず十分な加熱処理を行いましょう。

たらこの加熱処理は電子レンジ・フライパン・オーブントースターで行えます。

【電子レンジの場合】
たらこをラップで包み、500wで1分加熱する
【フライパンの場合】
フライパンにたらこを乗せ、中火で2分片面を焼き、ひっくり返してさらに2分片面を焼く
【オーブントースターの場合】
アルミホイルにたらこを乗せ、オーブントースターで5分加熱
火が通っていないようであればさらに加熱する

なお、スーパーなどで販売している既に切ってある状態のたらこは電子レンジ調理がおすすめです。

フライパンで焼く場合は中身が飛び散りやすいので、電子レンジで加熱をしてからサッと焼きましょう。

塩分が気になる場合は塩抜きを

たらこの塩分が気になる場合は、調理する前に塩抜きをしましょう。

塩抜きの方法は簡単、氷を入れた水にたらこを15~30分つけるだけでOK。

ただし切り子は中身が飛び出しやすいため、塩抜きには不向きです。

塩抜きする際は切っていないたらこを選んでくださいね。

はじめて与える場合は医療機関が開いている時に

たらこをはじめ、アレルギーの発症リスクがある食材は、いざという時のために医療機関が開いている時間に食べさせるのがベターです。

とくに適しているのが、平日の午前中です。子どもが保育園や幼稚園に通っている場合は、万が一のことを考えて先生に一言連絡を入れておくと安心ですよ◎

こんな症状が出たらすぐに医療機関へ!

食物アレルギーの症状は実にさまざまですが、中でも多いのが皮膚の症状といわれています。

もしたらこを食べた後に蕁麻疹・かゆみ・湿疹・むくみが出てきた場合は要注意!すぐに医療機関を受診しましょう。

そのほか、目のかゆみや充血、咳、鼻水、嘔吐、下痢など、いつもと違った様子が急に見られた場合もすぐに医療機関を受診してください。

【時期別】たらこを使った離乳食・幼児食レシピ

まだ生のたらこを食べさせるのは怖い、あるいはこれからたらこをはじめて食べさせる時におすすめなのが以下のレシピ♪

どのメニューも簡単にできるので、たらこを使った離乳食や幼児食が思い浮かばない…という方はぜひ参考になさってみてくださいね。

焼きたらこおにぎり

【おすすめ時期】

3歳以降

用意するもの
  • ご飯…90~100g
  • 焼きたらこ…15~30g

【作り方】

  1. あたたかいご飯に焼きたらこを加えて混ぜる
  2. 子どもが食べやすい大きさに握れば完成

ニンジンの小和え

【おすすめ時期】

3歳以降

用意するもの
  • ニンジン…1本
  • たらこ…15~30g

【作り方】

  1. ニンジンを細切りにする
  2. たらこを切って中身を取り出す
  3. フライパンに油を入れ、ニンジンを炒める
  4. 皮をとったたらこを加え、さらに炒める
  5. たらこに火が通れば完成

アレンジで糸こんにゃくを入れるのもおすすめです◎

糸こんにゃくを入れる場合は下茹でをして、3~5cmと食べやすい長さにカットしてから炒めましょう。

なお、糸こんにゃくを入れると味が少し薄くなるので、味に物足りなさを感じる場合はたらこの量を少し増やすorめんつゆを少量加えるのがおすすめです。

タラモサラダ

【おすすめ時期】

3歳以降

用意するもの
  • ジャガイモ…150~200g
  • 焼きたらこ…15~30g
  • マヨネーズ…大さじ2
  • 牛乳…大さじ1

【作り方】

  1. ジャガイモを600wの電子レンジで3~4分加熱する
  2. ジャガイモの皮をむいてつぶす
  3. 焼きたらこ・マヨネーズ・牛乳を加えてしっかり混ぜれば完成

ジャガイモを電子レンジで加熱したあとはやけどに注意!

時間がない時は先に皮をむき、小さめにカットして加熱すると早く火が通ります。

たらこスパゲティ

【おすすめ時期】

3歳以降

用意するもの
  • パスタ…30~40g
  • 焼きたらこ…10~20g
  • めんつゆ…小さじ1
  • バター…5g
  • のり…お好みで
  • ネギ…お好みで

【作り方】

  1. パスタを食べやすい長さに折って、所要時間より1~2分ほど長く茹でる
  2. 焼きたらこをボウルに加え、スプーンを使って中身をほぐす
  3. ほぐしたたらこにめんつゆとバターを加える
  4. 茹であがったパスタを③に加え、しっかり混ぜる
  5. お好みでのりとネギを乗せて完成

市販のパスタソースは味付けが濃いので3歳には不向き。与える場合は少量にすることを心掛けて。

まとめ

たらこや明太子のアレルギーの発症率はそこまで高くありませんが、はじめて与える時は注意が必要です。

とくに生の状態は消化器官への影響も懸念されるので、必ず加熱処理を行うようにしてくださいね。

なお、たらこ・明太子は魚卵に該当するため、既にイクラ・トビコ・数の子などでアレルギーが出ている場合は控えたほうが無難です。

加えて、過去に食物アレルギーを発症したことがある場合は、小児科やアレルギー科などに相談してからたらこや明太子を与えましょう。

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