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離乳食をお茶だしパックで作ろう!野菜ペーストの作り方&野菜だしの取り方

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離乳食をお茶だしパックで作ろう!野菜ペーストの作り方&野菜だしの取り方

10倍粥で離乳食デビューを飾った後、次に待っているのが野菜のペーストづくりです。

1つ1つの野菜を湯がいて裏ごし…というのはなかなか時間も手間もかかるもの。

そこでおすすめしたいのが、100円ショップで販売しているお茶だしパックを使った野菜ペーストづくりです。

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目次

お茶だしパックを使った離乳食の作り方

離乳食 お茶だしパック

今回使用するのはセリアのお茶だしパック(税抜100円)。

別に同じ商品じゃなくても問題ありませんが、できれば大きいサイズを選んだ方がつくりやすくておすすめです。

また、今回紹介する調理方法は炊飯器必須です!電気炊飯器またはIH炊飯器をご活用ください。

野菜ペーストの作り方

まずは離乳食にする野菜を用意しましょう。

今回は人参・かぼちゃ・キャベツ・いんげん・たまねぎ、そしてミックスベジタブルを用意してみました。

それぞれの野菜を1~2cm程の角切りにしていきます。

(火が通りやすい野菜はもう少し大きくカットしても大丈夫です。)

角切りした野菜をお茶だしパックへイン。

あまり詰め込みすぎるとフタが閉まらない&取り出すときに熱くて大変なので注意してください。

中身が飛び出ないようにフタをかぶせます。

カット野菜を入れたお茶だしパックを炊飯器に並べ、水を入れます。

水はお茶だしパックが隠れるぐらいでOK。あとは炊飯器のスイッチを入れます。

今回は通常モードで炊き、30分ほどでスイッチを切りましたが、ほったらかしにしておきたい方はおかゆモードなどで炊飯するといいかもしれません。

出来上がったら野菜をお茶だしパックから取り出します。

なお、画像で使用しているのはダイソーのおかゆカップ(税抜100円)です。

普段は離乳食のお粥をつくるときに使っていますが、おかゆカップは野菜をすりつぶすときにも便利!

1個持っておくと離乳食の時期は重宝しますよ。

おかゆカップの使い方は以下の記事にまとめています。離乳食づくりの参考にぜひお役立てください。

月齢に合わせて硬さを調整しながらすりつぶしていきます。

ゴックン期である離乳食初期(5~6ヶ月)は、すりつぶした後に水を加えてとろみをつけた方が食べやすいです。

モグモグ期の離乳食中期(7~8か月)に入ったら、舌でつぶせる程度の硬さになるようにつぶしましょう。

カミカミ期の9~11ヵ月は歯ぐきでつぶせる硬さが目安となるので、すりつぶす必要はありませんが、野菜のサイズが大きい場合はさらに細かく切ってあげることが必要です。

野菜ペースト仕上がり

出来た野菜ペーストを保存容器に入れて完成!あとは食べさせるときに電子レンジで加熱すればOKです。

ちなみに今回はダイソーの離乳食小分けパック(税抜100円)を使用しました。

冷凍OK・電子レンジ対応・繰り返し洗って使えるので、離乳食ストックにとてもおすすめです!

ただ、人気商品のため、残念ながら現在は各店で売り切れが続出しているとのこと。その場合は以下の商品もおすすめです。

野菜だしの取り方&保存方法

炊飯器で野菜を似た後の出汁

炊飯器の中に残った残りの汁は、野菜の旨味がぎっしり!ぜひ捨てずに野菜だしとして活用しましょう。

再加熱したり、濾したりする必要は特にありません。

製氷機または離乳食ストック容器に入れて冷凍すれば、いつでも使える野菜だしキューブに。

野菜がゆ・野菜スープ・とろみづけの水分に・風味づけとしてなど、色々な料理に活用できます。

お茶だしパック離乳食をつくるときの注意点

お茶だしパックを使って離乳食をつくる際に注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

野菜の皮は剥く

離乳食が始まる頃の赤ちゃんは、まだ消化器官が未発達です。

そのため、野菜や果物を与える場合は繊維が含まれている部分を取り除くことが必要です。

人参やじゃがいもはもちろんですが、かぼちゃなどもできれば皮を剥いたほうが◎

りんごや洋ナシなど、そのまますりおろして使うものは、農薬や防腐剤の心配があるためしっかり水で洗い流しましょう。

灰汁が強い野菜は控える

野菜のだしを取るときは、極力灰汁が出ない野菜を使うことがポイントです。

灰汁は野菜が外敵から身を守るための毒のようなもの。愛する我が子が口にするものと考えれば、やはり避けておきたいところです。

もし灰汁が出る野菜を一緒に炊飯するときは、必ず灰汁抜きを行うようにしてください。

灰汁抜きが必要な野菜は以下の通りです。

灰汁抜きが必要な野菜(一例)灰汁抜き方法
ほうれん草鍋にたっぷりのお湯をわかし、塩をひとつまみ入れて根元から茹でる。茹で上がったら冷水につけて灰汁を抜く。
じゃがいも・さつまいも皮をむいたら水に5~10分程度さらす。
なす水に10分程度さらす。きれいな色を保ちたい場合はひとつまみの塩を入れた食塩水での灰汁抜きがおすすめ。
大根鍋に米のとぎ汁を入れて茹でる。
ごぼう水全体に対し、1/3程度酢を入れて酢水をつくる。皮を剥いてささがきにしたごぼうを酢水に10分程度浸す。
アスパラガス鍋で沸騰させたお湯にひとつまみの塩とレモンの輪切りを入れて一緒に茹でる。

「1つ1つ下処理をするのが面倒…」という方は市販の離乳食を上手く活用するのもおすすめ。

離乳食宅配サービスの「First spoon(ファーストスプーン)」なら、ほうれん草やさつまいもなど、灰汁抜きが必要な野菜の離乳食を個別で購入することが可能です。

夏場につくるときは衛生面に注意

気温が高い夏場の離乳食づくりは普段以上に衛生面に気をつけて離乳食づくりをすすめる必要があります。

野菜を入れたお茶だしパックを炊飯器に長い時間入れておくと、雑菌が繁殖して衛生的によろしくないため、なるべくなら予約機能を使わずに加熱することをおすすめします。

もちろん、炊きあがったあとも早めにすりつぶして処理してくださいね。

ペーストが面倒な場合はブレンダーを使うのが手っ取り早くおすすめです。

まとめ

子どもが成長するにつれてどんどん色んな食材にチャレンジするのはとても大切なことですが、1つ1つ手間をかけてペースト状にしていくのが大変ですよね。

そんな時はぜひ今回ご紹介した方法でペーストづくりを行ってみて下さい。

ただし、中にはあく抜き処理をしなくてはいけない野菜や、裏ごしが必要な野菜もあるので注意が必要です。

炊飯器で離乳食をつくるのが難しい野菜を食べさせたい場合は市販の離乳食なども活用していきましょう。

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