生後5~6ヶ月から始まる離乳食。
はじめての離乳食は10倍粥(または3分粥)から始める人がほとんどです。
しかし、最初のうちは水の割合やとろみの加減に悩まされることも。
そんなママさんパパさんのお助けアイテムとなるのが、ダイソーの「おかゆカップ」です。
今回はダイソーのおかゆカップを使った10倍粥の作り方について解説していきます。
ダイソーのおかゆカップについて
ダイソーのおかゆカップは、炊飯器で私たちが普段食べるごはんと一緒にお粥が作れる優れモノ。
10倍粥・7倍粥・5倍粥の3種類のお粥を作ることができます。
袋の中に入っているのはこんな感じ。
![ダイソー おかゆカップ 1](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ.jpg)
カップ・トレイ・スプーンの3点セットに加え、取扱説明書が入っています。
カップとトレイにはそれぞれ取り出し穴があり、付属のスプーンの先端でひっかけて取り出すことができます。
100円アイテムなのに、こんな細かい部分にまで工夫が施されているのは嬉しいですね。
ダイソーのおかゆカップを使った10倍粥の作り方
ダイソーのおかゆカップは基本的に炊飯器を使用して作りますが、電子レンジを使っても作ることが可能です。
今回は2通りのパターンで10倍粥をつくってみたので、是非参考にしてみてくださいね。
炊飯器を使った10倍粥の作り方
ダイソーのおかゆカップが使用できる炊飯器は
- 電気炊飯器
- IH炊飯器
の2種類のみです。
おどり炊きやかくはん機能が付いた炊飯器、140度以上の高温になる炊飯器には使用することができません。
10倍粥を作る前に必ず炊飯器が使用できるか確認しておきましょう。
余談ですが、我が家の炊飯器はHITACHIの大火力IHという炊飯器を使っています。
①洗米した米をカップに入れる
![ダイソー おかゆカップ 使い方 (1)](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-1.jpg)
洗米した米を付属のスプーンですくい、カップにうつします。
出来上がる10倍粥の目安量は、スプーン1杯で約100g、2杯で約200gです。
②カップのメモリに合わせて水を入れる
![ダイソー おかゆカップ 使い方 (2)](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-2.jpg)
今回はスプーン1杯分の米を入れたので、10倍粥の1のメモリに合わせて水を加えます。
私はズボラ+住んでいる地域の水がキレイなので水道水をそのまま利用していますが、心配な方は赤ちゃん用のミネラルウォーター(軟水)や湯冷ましをお使いください。
③炊飯器に入れてスイッチオン
![ダイソー おかゆカップ 使い方 (3)](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-3.jpg)
生米と水を入れたら、あとは私たちが食べるご飯を一緒に炊飯器に入れて炊くだけ。
トレイでフタをせずに、カップだけ入れて炊飯器のスイッチを押します。
④ご飯が炊けたらカップを取り出す
![ダイソー おかゆカップ 使い方 (4)](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-4.jpg)
スプーンをカップの取り出し穴にひっかけて取ります。
かなり熱くなっているのでやけど要注意です!
⑤スプーンでご飯をすりつぶす
![ダイソー おかゆカップ 使い方 (5)](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-5.jpg)
出来上がりの10倍粥は米と水が分離しています。
はじめの頃はざるにこして重湯を作っても構いませんが、普通に食べさせる場合はスプーンでご飯をよくすりつぶしましょう。
すりつぶしながら混ぜていくと、だんだんととろみのある10倍粥に。
あとはそのまま食べさせても良し、冷凍ストックにしても良し。
我が家は小分けに冷凍して、1週間以内に使いきります。
電子レンジを使った10倍粥の作り方
電子レンジを使って10倍粥を作る場合は、あたたかいご飯を使って調理をします。
冷えているご飯は事前に軽くあたためておきましょう。
なお、生米は使用できませんのでご注意ください。
①カップに入れたご飯をすりつぶす
![ダイソー おかゆカップ 電子レンジ 1](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-17.jpg)
まずはご飯をカップに入れて、米粒の形がなくなる程度にスプーンですりつぶします。
今回は50gの10倍粥をつくるために、スプーン1杯のご飯を使用しました。
②カップに水を入れる
![ダイソー おかゆカップ 電子レンジ 2](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-18.jpg)
おかゆの種類に合わせ、付属のスプーンで水を加えます。
10倍粥を作る場合は、スプーン1杯の米に対して3杯の水が必要となります。
カップに水を注いだら、つぶしたご飯を混ぜ合わせましょう。
③フタをしたら電子レンジでチン
![ダイソー おかゆカップ 電子レンジ 3](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方-19.jpg)
ご飯と水がしっかり混ざったら、トレイをカップにはめます。
このとき注意しておきたいことは、すり鉢がついている方を上にしてトレイを乗せるということ!
密閉した状態で加熱するのは絶対にやめましょう。
600w以下で約1分程度あたためると書いていましたが、我が家は500wで約30秒チンしたら丁度いい感じに仕上がりました。
ダイソーのおかゆカップは温野菜も作れる
![ダイソー おかゆカップ フタ](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ-1.jpg)
さて、ダイソーのおかゆカップについていたオレンジ色のトレイ。
一体何に使うのか、気になっていた人も多いのではないでしょうか。
大体予測がついていたかと思いますが、実はおかゆカップのトレイは、10倍粥と一緒に温野菜を作りたいときに大活躍します。
使い方はとっても簡単!加熱したい野菜を小さくカットしてトレイに乗せるだけ。
![ダイソー おかゆカップ フタ 使い方](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/ダイソー おかゆカップ 使い方.jpg)
このときもすり鉢がついている方を上にして使用します。
説明書にも記載されていますが、おかゆカップのトレイで温野菜を作る場合は、
- お釜のサイズが5.5合炊き用以上
- 炊飯するご飯の量が3合以下
この2つの条件が揃っているときに限ります。
3合以上のご飯を炊くときはトレイを使わないようにしてくださいね。
ダイソーのおかゆカップを使ってみての感想
できたての10倍粥を息子と一緒に食べてみた結果…
は~甘くておいしい!!!
お米の味がしっかりします。
我が家の場合は離乳食用にブレンダーも準備していましたが、最初のうちはダイソーのおかゆカップだけで十分!
一度で何食分もつくれるので、忙しくて離乳食の支度がなかなかできないママさんにもおすすめです。
素材の甘みがつまった野菜がゆもおすすめ
![野菜だしキューブ](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/野菜だしキューブ.jpg)
ちなみに野菜のペーストも作るようになり、私が実践していたのがこの方法。
先に炊飯器で温野菜をつくり、お出汁をとってキューブを作っていました。
![](https://kodomomeshi.com/wp-content/uploads/2019/08/離乳食をお茶だしパックで作ろう!野菜ペーストの作り方&野菜だしの取り方-300x225.jpg)
あとはお粥をつくるときにこのキューブを入れるだけ。
あっという間に野菜の甘みが染み込んだ野菜がゆが完成します。
市販の野菜がゆも販売されていますが、この作り方だと自分の好きな野菜でつくることができておすすめです♪
最後に
余談ではありますが、みなさまは10倍粥と3分粥の違いをご存知でしょうか。
恥ずかしながら私は、息子の入院で3分粥が出てきてから違いを知りました。
実は3分粥の割合は米1:水20。
つまり、10倍粥よりもさらにトロトロなんですね。
ちなみに10倍粥は5分粥と同じ米と水の割合です。
5ヵ月に入ってすぐに離乳食をスタートする人は、重湯もいいですが、3分粥から始めてもいいかもしれませんね。